2019年4月11日木曜日

遭難

こんばんは、こうちゃんです。

切ない、これ、救出期待待ちの幻覚??

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12月4日。この雪山に遭難して約24時間。 
古い山小屋ではロクに暖も取れず、少々寒いが外で過ごす事は出来ない。助けはすぐに来るに違いないだろう。 

12月6日。助けはまだ来ない。この吹雪だから捜索が難航しているのだろう。落ち着いて待つ事にする。 

・時計が壊れてしまったので、日にちが分からない。食料が少しずつ減ってきた。 
水は雪を何とかして得られるが、空腹は辛いだろう。吹雪 はまだ止まない。 

・ドアからかぜがはいってくる。防寒ふくを多めに着ていてよかた。 
てがふるるえて上手く文字をかけないが、しかし私はあきらめない。あきらめたら終わりだ。 

・何という事だろう、あれほど吹いていた吹雪が嘘のように止み、私は救出隊に発見された。彼らに聞くと、12月12日だという。少し長い遭難体験だったが、もう終わりだ。 
この日記は、ここに置いていこうと思う。もし、ここで遭難してこれを読んだ者がいるなら、私は言いたい。決して諦めるな。助けは必ず来るのだから!12月12日 ○○○○ 

日記の文字は時間を重ねるごとに筆圧が弱くなっていたが、最後のメッセージだけは希望に溢れたようにしっかりしていた。 

尚、連日に渡る猛吹雪のため、捜索が再開されたのは、それが少し弱まった12月14日の明朝の事である。 

この日記の書き手、彼の遭難者の行方は、現在も行方不明、とのこと。

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いやいや、助かってないし・・・
でも時計壊れてて幻覚かなにかで12日とは思ったのかな・・・
それか、幻で救助されたと思ったんですかねえ。
本当に救出されてたら、その最中に日記なんてもう書かないでしょうし、切ない。

こうちゃん

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